
ペコペコお腹を抱えたまま
行列に並んでまで
食べたいハンバーグなぞあるのかい
強く肯(うなず)くつもりは
毛頭なくとも
強く否定できるほどの
自信もなくてね
雨も降っていなければ
行列に並んでみたところで
さほど苦痛を感じるとは考え難(にく)く
ものは試しと
数寄屋橋へ向かってみる
そして、普段は横目で見ながら素通りしていた
ハンバーグ屋さんの行列に並んでみる
真昼時をずらしたせいか
さほど長く待つ必要はなく
角の席に通されて、一息つく
折角なのでハンバーグに
ポークソテーを追加注文して
特別な金曜の昼間をぼんやり眺める
隣の席では、先客のサラリーマン風
男性グループがハンバーグを平らげつつ
会話に花を咲かせていてね
僕の注文した、冷えた麦酒が運ばれてきた瞬間
その会話は簡単に途切れてしまったもので
思わず吹き出しそうになってしまった
★ 銀座 数寄屋バーグ
http://www.sukiyaburg.jp/
この記事へのコメント